BASS FIELD REPORT

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ザ ストロングパワーベイト「Vol.45」レポート「真冬のスト ロングパターン編」

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今回のザ ストロングパワーベイトは年末(12月20日)に池原ダムに行って来ました。
もはやこの時期の定番となったフラッシュJのフラッシングミドストの使い方は以前の“ザ ストロングパワーベイトVol.34″を見て頂ければ分かると思うので、今回はフラッシュJのフラッシングミドスト意外のストロングパターンを実践して来ました。

朝一は今年一番の自信作でもある“ハドルミノ―・ハード80″で岩盤をメインに狙う事にしました。
このハドルミノ―・ハード80は小さなハドルテールの付いたジョイントミノーなのですがスピニングをメインに考えて作っているので、よりベイトフィッシュに近い細身のシルエットと全国的なベイトフィッシュサイズに近い8センチをしたマッチ・ザ・ベイトを意識した究極のミノ―です。

アクションもハドルジャックと違いよりやる気の無いバスやスレたバスに対応するようにテールのふり幅をタイトに設定しています。

Y企画近くの岩盤エリアで開始早々にファーストバスキャッチ。
その後白川筋の岩盤エリアをランガン。
チェイスはあるもののノーバイト!

あまりにもチェイスが多いにも関わらず口を使ってくれない激スレバスばかりなので、フラッシュJ・3インチの“仏巻き”(ただ巻き)にチェンジ。
それでもチェイスだけで口を使ってくれる感じではありませんでした。

そんな時に閃いたのがフラッシュJの“表層ピクピク”でした。
水温が10度を下回っているのでさすがに表層には出てこないかなぁと思ったのですが、自分の閃きを信じてチャレンジ。

キャストを始めて5投でバイト。
バラしてしまったのですが先ほどまでのチェイスだけとは明らかに魚の反応が違いました。
後はフラッシュJのポテンシャルを信じてピクピクをやり抜くだけでした。

tspb45_03 ■マッチ・ザ・ベイトを意識した究極のハドルミノ―・ハード80

tspb45_02 ■リフト&フォールでキャッチ
フラッシュJのピクピクをやる時は頭を少しカットしてフィナの“ネイルフロートM”を頭に付けてやるとより浮力がアップするので使いやすくなります。
フックはもちろんマス針を使います。
アクションは波紋が出るぐらいの強さでシェイクし、バスに見つけさせてやる感じでアクションさせます。
この釣りのキモはバスが見にきた時はストップさせて、目をそらした時にアクションさせてやるタイミングです。
“冬=ディープ”と思いがちですが、真冬の“表層ピクピク攻め”で釣れるシャローのバスのコンディションを是非見て欲しいと思います。

今回の模様は、2011年2月10日(第二木曜日)配信予定の「THE STRONG POWER BAIT」Vol.45 です。お楽しみに!!

tspb45_04 ■フラッシュJの“表層ピクピク”
ハドルミノ―・ハード80 タックル

 

フラッシュJ “表層ピクピク” タックル

 

■ROD モンスタークィーンNEO-S66L
(フィッシュアロー)
■REEL シュープリームXT2500SLG
(フルーガ―)
■LINE D-ARM 4LB(よつあみ)
■LURE フラッシュJ3インチ
(フィッシュアロー)
ネイルフロートM(フィナ)
■フック マス針 10号(常吉)