BASS FIELD REPORT

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ザ ストロングパワーベイト「Vol.41」レポート「無限の可能性を秘めたウィールヘッド編」

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今回のザ ストロングパワーベイトは“ウィールヘッド”初公開なので豪華2本立て!
1本目が真夏の風屋ダムでウィールヘッド&フラッシュJを使ってサスペンドバス攻略!
基本的には夏のバスは岩盤やストラクチャーなど影になる様な物の中層にサスペンドします。 今までだったらノーシンカーやジグヘッドワッキーで狙うのが一般的でしたがウィールヘッド&フラッシュJを使うと今まで以上に効率よくオートマチックに釣れる様になりました。 それはフォール時にウィールヘッドのペラが高速で回転する事で、水流(微波動)とフラッシングを起こすので今まで定番のノーシンカーやジグヘッドワッキー以上にバスにスイッチを入れて口を使わす事が出来るからです。

その上、ペラが高速で回転することで“まっすぐにフォール”するので、岩盤などの縦ストラクチャーから離れる事なく釣ることが出来ます。 ペラが回転する“水流やフラッシング”ばかりが注目されてしまいますが、実は“まっすぐにフォールする”(手前に来にくい)と言う事が今までのジグヘッドには無いウィールヘッドの釣れる最大の特徴だと私は思います。 この日もフォールさせているだけで勝手にバンバンと釣れる感じでした。 フォールさせるだけで勝手に釣れているのが映像でも分かってもらえると思うので、初心者の方でも使って釣る事が出来ると思います。

そして、2本目は秋の合川ダムでウィールヘッドを使ってベイトフィッシュパターンを攻略!
基本的には秋になるとバスは岩盤サスペンド系からベイトフィッシュを求めて湖全体を泳ぎ回る様になるので横の動きに強く反応する様になります。

ウィールヘッド&フラッシュJはフォールも凄いですが、ただ引きでもペラが高速で回転するのでルアーは動いていないのに水流だけが起きるので今まで以上にスレバスにスイッチを入れる事が出来ます。 特に0.6g、0.9gのただ引きは超スローに引く事が出来るのでクリアレイクや水深の無いおかっぱりで大活躍します。

この日は暑かった事もあり夏パターンの岩盤フォールをメインにスタートしたのですが、反応は悪く、ウエイトを軽くした(0.9g)横引きスローリトリーブでファーストバスをキャッチ! その後も秋の定番のバックウォーターにオチアユを狙いに来ているビッグバスをただ引きでキャッチ!(53センチありました。)

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そして、もう一つの秋のメインベイトでもある、“ゴリパターン”を実践。
このパターンはガレ場やバックウォーターの岩場などに産卵のために集結するゴリを利用パターンなのですが、底にへばり付いているゴリを好んで喰っている時は最強パターンになります。

ウィールヘッド&フラッシュJをゴリに見たててしっかりと底を取り、ロッドを立てて細かくリフト&フォールさせるだけの簡単テクニックです。ゴリはほとんどの時間、岩などの底にへばり付いているのですがエサが上から落ちてきた時にだけ他のゴリに取られない様に少し浮上してエサを取りに行きます。

この浮上した時がゴリがバスに襲われるタイミングになります。なので、いったん底を取りリフト&フォールさせる事でゴリがエサを取りに行く様子を演出させてやれば釣果倍増と言う訳なのです。

またウィールヘッドはペラが高速回転する事で水流とフラッシングを起こすので、バスにスイッチを入れやすくバイト数が今までのジグヘッドとは明らかに違います。

ゴリの多いエリアではウィールヘッド&フラッシュJにさえゴリはアタックして来るので、ギルの様な“コツコツ”としたアタリがある場合は良いエリアだと分かります。

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今回、ウィールヘッド&フラッシュJを使ったフォーリングとだだ引き、そしてリフト&フォールでバスを狙ったわけですが、明らかに今まで釣れなかったスレバスが簡単に釣れる様子が分かってもらえると思うので是非本編を見てもらいたいと思います。

今回の模様は、2010年10月14日(第二木曜日)配信予定の「THE STRONG POWER BAIT」Vol.41 です。お楽しみに!!

ウィールヘッド&フラッシュJ タックル

 

 

 

ザ ストロングパワーベイト「Vol.40」レポート「灼熱の四国リザーバー編!」

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今回のザ ストロングパワーベイトは四国のリザーバーでエンジョイフィッシングの予定でしたが、暑さの為にかなり苦戦しましたが頑張って来ました。朝一、夏の本命ポイントの放水口からスタート。ハドルジャック150Sで活性の高いバスを素早くチェック。しかし、チェイスも無い状態でした。バスが浮いていない状態だと判断したので、夏から秋にビッグフィッシュが良く釣れるエアークラッシュカーリーの14gテキサスにチェンジ。エアークラッシュカーリーにチェンジした理由はビッグバスが夏から秋にウナギを食べる習性があるからです。エアークラッシュカーリーは落ちて行く時テールがクネクネと動き、着底するとテールを持ち上げた状態でステイします。この様子がウナギに似ているので夏のビッグフィッシュには良く効きます。

すぐにバイトがあり47センチのビッグバスをキャッチ。
放水口と言う一等地なので連発するだろうと思っていたのですが、何故か1匹で打ち止め。

 

次に、夏の定番のバックウォーターに移動。しかし、バックウォーターは流れも緩く日差しもきつい状況だったので、釣れる気がしませんでした。

そこでハドルジャック125Sに本物のアユの皮を貼った秘密兵器の“ハクセイアユ”を投入。この“ハクセイアユ”は本物のアユの皮を1匹1匹剥がし、ハドルジャックに1つ1つ丁寧に貼ってもらった本当に手間のかかる激ヤバのハドルジャックです。リアルな塗装やリアルプリントでは出ない本物の皮ならではのリアルな艶めかしさがバスの本能に訴えかけます。“ハクセイアユ”で奇跡的に2本のバスをキャッチ。

バックウォーターにはバスがあまり居ない感じだったので、夏の定番の岬や岩盤をランガンして行きました。

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しかし、気温が35度もあり晴天無風で暑すぎてバスもやる気がないのか釣れる感じが無いまま昼になってしまいました。昼からはやる気の無いバスに無理やり口を使わせる事が出来る、フラッシュJ・5インチの“仏巻き”(ほとけまき)でトライ。

フラッシュJ・5インチの“仏巻き”とはノガレスのフッキングマスターモンスタークラス #5/0フックをセットしたフラッシュJ・5インチを、ロッドを立てて“ただ巻き”するとS字系アクションをすると言う簡単テクニックです。
バスがチェイスして来ると、普通どうしても力が入ったり、意識してしまいルアーのスピードや軌道が変わったりしてしまいます。そうなるとバスは違和感を感じてしまい口を使ってくれません。

チェイスがあってもバイト(口を使う)するまで“無”の境地で巻き続けないといけないので“仏巻き”と言う名前になりました。

またフラッシュJはプラスチックS字系ルアーと違い、リアルなソフト系ワームなので違和感無く口を使わす事が出来る上、ワームなので着水音も小さく、スキッピングや障害物をダイレクトに狙う事も出来ます。昼からは“仏巻き”がハマって面白い様にバスが釣れました。

バスの喰い方を見てもらえばこのルアーのヤバさが分かってもらえると思うので是非、9月9日配信のザ ストロングパワーベイト Vol.40を見て試して欲しいと思います。

フラッシュJはシルバーアルミとレッドアルミをローテーションさせるとよりキャッチ出来る魚が増えるので試してみて欲しいと思います。

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仏巻きタックル

 

■LINED-ARM 16lb(よつあみ)

■ROD モンスタークィーン NEO-70XX
(フィッシュアロー)
■REEL パトリアークXT71LP(フルーガー)
■HOOK フッキングマスターモンスタークラス #5/0
(ノガレス)
■LURE フラッシュJ・5インチ(フィッシュアロー)

 

今回の模様は、2010年9月9日(第二木曜日)配信予定の
「THE STRONG POWER BAIT」Vol.40 です。
お楽しみに!!